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【表現規制】反対方法のステップアップ

20110625

今回の児ポ法改正案提出について。
自公が電撃作戦に出て、あわや民主も同意してそのまま自公案丸呑みで単純所持規制か!?
という非常に危なっかしい状況でした。
児童ポルノ禁止法改正案、自・公が今国会提出へ

具体的にどれくらい電撃だったのでしょうか。
ちょっと山口弁護士のツイートを引用してみます。

表現規制反対運動で求められるスピードは早くなりました。規制推進派は、院内集会告知→院内集会→法務部会可決→通常30日の工程を72時間に短縮しています。業界団体が動くには最短でも1週間から2週間はかかり、出版関係はもっと遅いでしょう。
山口弁護士のツイッターより

訂正ツイート「法務部会可決」→「法務部会で可決させる」の間違いです。これは、規制推進派の目論見であり、未だに、可決はされていません。
山口弁護士のツイッターより


そう、約72時間。
だいたい3日くらいで大勢が決してしまうくらいのスピーディーさです。

そんな状況の中、普段から政治家の方々と繋がりのない規制反対派にできるのはメールか電話くらいしかありませんでした。実際、各議員さんの元にはかなりの数のメールが届いていたようです。
しかし、この【大量のメール】が問題でした。
反対派としては『必死のお願い』であるメールも、かえって逆効果になる場合があるのです。
この点について、民主党の宮崎タケシ議員が非常に貴重な意見をくださっています。
以下、少し長いですが宮崎議員のツイートを引用します。

児ポ自公案に反対というメールを大量に頂いている。他の議員にも大量に届いているようだ。とはいえ、逆効果にしかなっていないのは誠に残念だ。

たとえ議員でも顔の見えない、縁もゆかりもない方から、同趣旨のメールを大量に貰ったらどう感じます?いくら理性的な文面でも RT @watts_1898: 理由はなんでしょうか。書き方の問題ですか? RT @MIYAZAKI_Takesh 逆効果にしかなっていないのは誠に残念だ

実際、コン研の方の依頼で、法務委理事に面会を申し込んだところ「もう大量に(メール等)貰って内容は分かっている。今さら聞くこともないでしょう」と。「変わった人」扱い RT @sraiman02: じゃあどういう行動をすれば?RT @hiroujin: パニックメールは逆効果だ!

政治運動として大量の手紙やメールという手法を使う人たちは現実にほぼ限られてます。例えば共産系の団体、宗教団体、極端に右寄りの人たち。手法が道徳的に悪いわけではないが、民主や自民への働きかけ方として効果は??? RT @sraiman02: じゃあどういう行動をすれば?

全国からコピペメールが来ても?それに現実として、この件は票になりません。逆です。真逆です。票を減らす覚悟がある人だけが発言しています。だから味方が少ないし、増えないのです RT @zatuyou_jp: そういう感じ方にも問題はありますがね。政治家なら「票になるかも」と考え

読みますよ。でも、賛同するかどうか、納得するかどうかは別。手軽に送ったものは手軽に扱われても仕方ありません。訴える人の体温を感じなくては、政治家だけでなく人間は動きません RT @watts_1898: 有難うございます。都条例騒動を彷彿とさせます。しかし、住所氏名が

私が積極的なのはコン研の方など数人と生身の付き合いがあったり、作家としてお世話になった編集長さんらに意見を聞いているからで、ネットだけの要請なら政治行動まではやらないのが正直なところです RT @zatuyou_jp: @Watts_1898 少なくともこうやって

メールをくださった方々には失礼なことも申し上げましたが、「過ぎたるは及ばざるが如し」で、受け手の印象も考えなければなりません。これも皆さんに活動の成果を上げて頂きたいとの思いからですので、お許しいただきたく存じます。ご協力はいたします。
宮崎タケシ議員のツイッターより


※引用中にある「RT」とは、誰かが宮崎議員に話しかけた言葉を、宮崎議員が引用する際につける記号です。なんとなくやりとりにになっているのがわかるかと思います。ただ、twitterに慣れていない方にはちょっとわかりにくいかもしれません。上記引用では宮崎タケシ議員の発言のみ太字にしてあります。
全体的な流れはこちらにまとめましたので、よろしければご覧ください。
表現規制反対時における政治家との関わり方・運動のあり方など


さて、ここからが本題です。
議員さんというのは、基本的に支持者の意見に耳を傾け、それらの意見を国政に反映させるのがお仕事のひとつです。なので、どんな形であれ届けられた意見に目を通して政治現場に活かすべきである! というのは正論ではあります。
しかし、議員さんだって人間です。
いきなり見知らぬ(それこそ顔も名前も性別も分からず、そこに記されたその相手の情報も本当か分からない)大量の人から「児ポ法改正に反対してください! もう時間がないのです!!」というようなメールがバンバン届いたら、いくら仕事のうちでも、そりゃ困惑するでしょう。
ちょっと自分の身に置き換えてみてください。

会社であなたは毎日、通常業務をこなしています。
人手が足り無くて残業が続くこともしばしばです。
そんな中、今まさに手がけている仕事が世間から脚光を浴び、その仕事内容に関するメールが会社宛に数十、数百単位で届きはじめます。
丁寧なものから一方的なもの、短いの長いの千差万別ですが、一様に「この案件はとても重要で私たちの生活にも関わってくるからしっかりやっていただきたい、こうした方が良い、いやああするべきだ!」というような内容が書き綴られています。
もちろん、会社宛に届いても自分の仕事の範囲なので事務担当の人間は大量のメールを転送なりプリントアウトなりして毎日持ってきてくれます。
「もういい、同じような内容ばかりだからそっちで処理しておいてよ!」
ってなりませんか。たぶん、私ならなります。
外面はとても大事なので「送っていただいても大丈夫ですよ、貴重なご意見ありがとうございます。感謝しています」ってだいたいの社会人や会社は対応しますけれど、内部でのそれらのメールの扱いがどうなるかは想像してみてください。

もちろん、本当に真剣に全部目を通して真摯に対応しようとしてくださる議員さんもいるのでしょうが、それだって限界があるはずです。
初めてのコンタクトがメールで、その内容がお願いで、1件や2件ならともかく大量で……恐らく読むだけでもかなり大変です。


まず、私たちは「政治活動におけるネットの立ち位置は非常に弱い」という点について自覚する必要があります。
誰がなんと言おうと弱いのです、たぶん最弱です。
現役の議員さんは、ネットになじみの薄い方が多いのです。
それでも世間の流れに従って、ネット社会に参加しようと頑張ってくださる方が増えていますが、それは努力の賜です。

息をするようにネットの海を泳ぎ、会話の延長でチャットやメールをし、生活の一部としてtwitterを使い、日記の代わりにブログを綴り、主婦の井戸端会議や飲み会での愚痴と同じスタンスで掲示板で発言する、そんな世代が政治の舞台に立つには、まだ軽く10年以上かかるでしょう。

結局のところ、政治は生身の人対人です。
議員さんにとって、自分の理想や方針はとても大切ですが、自分の活動が次の選挙で票に結びつくかどうかもかなり重要です。票にならない仕事ばっかりしてたら、次の選挙で失業してしまいますから当然です。
そして現状、誠に遺憾ながら表現規制反対は票になりません。
実際、なってません。

あんなに都条例の際に粉骨砕身してくださった保坂議員ひとりすら、表現規制反対派は国政に送り出すことができませんでした。これが現実です。

大事なのででっかく書きます。

メールだけで反対するのは無意味じゃないが効果は薄い

この認識でおそらく間違いないです。
効果のほどを順番に並べたら下から2番目くらいです。

議員さんに会う>>越えられない壁>>お手紙>>メール>>越えられない壁>>ネットで吠える

やはり実際に地元の議員さんにコンタクトをとってお会いして話を聞いてもらうのが一番効果的です。相当ハードル高いですけど、これはもう間違いないです。
そうしていくべきなのです。ネットではなく現実世界で動けなければどうしようもありません。
しかし現実問題として、今までネットでしか反対してこなかった二次元専門人間が、いきなり三次元化して議員さんとお話しできるのかというと、これは結構かなり厳しい話ではあります。
厳しかろうとやるしかないのですが、なにも一足飛びにLV5からLV100にレベルアップしろとは申しません、無理だし。
何事にも順序と経験値とが必要なのです。

議員さんに会えるようになるまで、無理なく段階を踏みましょう。

ゼロ段階。
とにかく議員さんとの接点を探しましょう。
ブログでも良いし、twitterでフォローして、興味のある話にコメントしたり、@で参加したり、まあ相手に対するアピールと言うより、自分のための準備運動みたいなものです。
これからこの人と知り合って、お話をする、そのための前段階です。

①さて次。まずはメールで良いです。
 ただし、いきなりお願いのメールはNGです。
 いつもブログ読ませていただいてます、○○と申します。
 これこれの考えに共感しています。
 季節柄、体調を崩しやすい気候が続きますが、ご自愛ください。
 今後の活躍をお祈り申し上げます云々 みたいなやつです。
 もちろん末尾には住所氏名等、きちんと書きましょう。


折に触れて(ブログが更新されたときとか、行事があったときとか)コンタクトを開始しましょう。

②季節の節目(暑中見舞、寒中見舞、年賀状等、一般的なもの)に、
 切手を貼ってポストに投函するハガキや手紙を書きましょう。
 それこそ時候の挨拶がメインで、
 あとは少しその議員さんが取り組んでいる政治問題に触れて、
 応援しています、というような内容でOKだと思います。
 もちろんこれも最後に、署名して住所等書き添えてください。


②を繰り返していると、特にお手紙とかだと名前を覚えていただけたりします。そして、普段からその議員さんに手紙やはがきを出すことによって、出す側の心理的ハードルが低くなります。
これは間違いないです。なぜなら手紙を書くためにその議員さんの考えていることを知ろうとします。そのためにサイトをチェックしたり、ブログを読むようになりますし、twitterをやっておられたらフォローして発言を追いかけたりします。そうすることによって、議員さんが自分の中で「知っている人」に変化していくのです。
ここまで来たら、次の段階に進みましょう。
もちろん、②と③は同時進行でもOKです。

③議員さんの報告会に参加してみよう。
 だいたいどの議員さんも、地元で活動の報告会等を行っておられます。
 最初は参加するだけでも良いと思います。
 何度か足を運んでいると自然とご本人やスタッフさんに顔を覚えてもらえたりするものです。
 そして、慣れてきたら、チャンスがあったら議員さんに話しかけてみてください。いつもありがとうございますとか、お疲れ様ですとか。もちろんどこかのタイミングで名乗る。そして名乗る。


①~③までこぎ着けたら、もう道半ばまできたようなもんです、たぶん。
もし会話が続くなら、いつもブログ拝見していますとかtwitterでフォローさせていただいてますとかね、言えばいいと思います。
で、お家に帰ったら、@を飛ばす。
今日はありがとうございました。お疲れ様です。って140字以内で。

これで二次元と三次元は接続されます。

ここまできたら、ネット上でのHN○○さんと、いつもお手紙をくれて報告会にもたまに顔を見せてくれる有権者の○○○○さんが、議員さんの中でイコールで繋がります。


さあ、この状況まで来たネット住民に、今回のような電撃法改正案が直撃したとしましょう。
もうお手紙を出す時間はありません。
実際に会いに行くか、メールするかの2択です。
とりあえずさしあたりメールをしてみましょう。
件名は本文の内容が分かる内容にして、本名も書いてしまいます。
(もちろん、末尾にも署名)

 いつもお世話になります。
 先日の報告会ではうんちゃらかんちゃら……

 さて、この度、自公が提出した法案に○○というものがありまして……

 そのための委員会が開かれ、そこで党の方針が決まるようです。
 ご都合が許すようであれば是非参加して云々……

 厚かましいお願いではございますが、時間も差し迫っておりますので是非ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます 云々



他と同じようなお願いメールでも、実際に知っている相手からのメールだと重みが変わってくると思いませんか?
もしここでもう一歩、勇気が絞り出せたら最終段階です。

④事務所に連絡して議員さんの都合を伺い、直接お会いしてお話をする。
 メールも出させていただいたのですが、是非、お会いして聞いていただきたいのです。というようにコンタクトをとってみる。


報告会に参加してついでにタイミングが良ければお話をするとかではなく、お話をするために議員さんに会いに行くのです。
でもこれ、いきなり④は無理でも、①~③をクリアしていたら、何とかがんばれそうな気がしませんか。
まったく知らない相手に会いに行くのではないわけですから、随分ハードルは下がっていると思います。
ここまできたらもう立派な3次元です。
現実社会で動けます。

もし、その議員さんと考え方が合うようなら後援会に入っても良いでしょう。
選挙の時に都合がつけばボランティアに入っても喜ばれることと思います。
本当に感謝しているなら、後援会やボランティアは置いても選挙の時に票は差し上げましょう。
というか、名前だけで票を入れちゃう人が多い世の中です。
実際に接点がある人は自然に応援したくなると思います。

これでお互いにメリットのある関係が構築されていきます。いきなりは無理でも最初の一歩から。

一人でも多くのネット民が踏み出してくれることを願っています。

コメント

お葉書から報告会から…

身に染みる内容に思うこと…深いです。
自分は東京都在住で、とにかく去年の都条例の時、それまでお会いしたこともない地元の都議さんにあわててお手紙しました。速達で。勿論あわただしく都議会の皆さんにメールもしました。とりあへず三月は何とか可決には至りませんでした。
その後、折に触れて地元の都議さんにお葉書しました。するとある時、都議さんの方から「都議会で一般質問をするので傍聴いかがでしょう?」のご案内が来ました。平日でしたが運よく午後お休みが取れたので傍聴できて、地元の都議さんとお会いしました。地元の傍聴者は二十人位だったのですが、地元の都議さんは「こんなに皆さんが来てくれるなんて!よし、頑張らなくっちゃぁ!」と気合いを入れて下さりました。その都議さんは、都条例の改正案の問題点に早くから気がついていた方だったので大変奮闘して下さったのですが(質問中の都議会の対立する党の野次は凄まじかったです…)、残念なことに去年の12月、都条例の改正案は可決されてしまいました。その後の報告会での、かの地元都議さんの、憤懣やるかたない口惜しさにあふれた風情は今もよく覚えております。
ついカンパしちゃいました。
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どこにでもいるような本読み。数年前に社会人になったときに、本の値段は見ずに買うことを誓いました。auのISO5が早く欲しいです。

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